我々のメンバー全員に教育を受けられるよう、プログラムに幅を持たせていただけるとありがたいと思います。
BtoBマーケティング基礎セミナーにご参加いただいたAさんを訪問しました。
日本能率協会の中川雅志がインタビューいたします。(以下敬称略、役職当時)
※事務局注:Aさんはご事情により社名・氏名は控えたいが、本セミナーが業務に大変役に立った事からインタビューに快くご協力くださいました。
門戸を広げた研修プログラムとは?
中川
先日、ある旅行会社のマーケティング担当役員の方のお話を聞く機会がありました。
そこで言っておられたのが、「ことづくり」をやっている方のほうが、「ものづくり」をやっている方よりも昔の考えに執着しやすいということでした。
「ものづくり」であれば形が見えるので、昔と今とでどれだけ新しくなっているかがわかりやすいのですが、ことづくりは、自分の頭の中で行うことが大半を占めてしまいます。
ですから、30年以上前にやってきたことを、今もそのまま継続してしまっている方が増えており、危機感を持っているそうです。
Aさん
私のコメントもマーケティングや営業のことを言っておりまして、まさにそのとおりだと思います。
中川
JMAに対してのご意見やご要望をお聞かせいただけますでしょうか。
Aさん
私としては、我々のメンバー全員に教育を受けられるよう、プログラムに幅を持たせていただけるとありがたいと思います。
例えば、弊社でもBtoBマーケティングのセミナーを受けさせたいマネジャー、主任クラスが20人ぐらいいるのですが、このセミナーは10万円ですよね。
10万円×20人と言われてしまうと、さすがにうちの予算では参加が苦しいのです。
でも、これがもっと気軽に受けられるような条件であれば、全員を参加させるということもできます。
私が受講するのではなく、もっと現場寄りの若い部下たちに受けさせたいという思いが強いですね。
その中から、もっと具体的な実習も踏まえて学んだ方がいいという人は、今のような研修を受けられると幅が広がりますよね。