三菱鉛筆その4|ターゲットを意識したアウトプットとは?

このターゲットはどこなのかという話が、今までとは違いすんなりとできるようになりました。


三菱鉛筆株式会社 商品開発部の若宮さんを訪問しました。
日本能率協会の中川雅志がインタビューいたします。(以下敬称略、役職当時)

ターゲットを意識したアウトプットとは?

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中川
そうしますと、御社の方々でいえば、もう少し経験を積んだ2年、3年目ぐらいの方々がセミナー受講の対象だったということでしょうか。

若宮
卵が先か、鶏が先かということですが、何も知らないで企画を進めていくこともよくないですし、かといって当社の知識が何もないまま、セミナーを聞いてもよくないと思います。

ただ、いずれにしても、どこかから始めて行かなければなりませんので、まずは初めの1歩として、セミナーで基礎知識を身につけてから、いろいろな商品の企画を進めていくということは、プラスに働くと思います。

中川
セミナーから帰ってきて、意識や動き方が変わったなど、若宮様から見て変化はありましたでしょうか。

若宮
残念ながら筆記具の開発は長期間を有することもあり、セミナー受講後すぐに新商品につながるというありませんが、ターゲットはこうです、コンセプトはこういう人に向けたこういうところですということを、ある程度、意識して行動するようになったと思います。
このターゲットはどこなのかという話が、今までとは違いすんなりとできるようになりました。

例えば、従来ですと、「こんな製品があったらいいと思います」という提案があっても、誰に、どういうベネフィットがあるのかというところまで考えないで、こんなのがあったらいいと思います、という提案だったのです。

それが、どういうターゲットに、どういうベネフィットがあって、どういう流通チャンネルを使っていくというところも、意識し始められたと思います。

中川
具体的な4P、4Cまで、落とし込められるようになったのですね。
ほかに何か、セミナー参加者の方のご感想でおっしゃられていたことはありますか。

若宮
ケーススタディが非常にわかりやすかったというのと、業務で煮詰まったときに学んだフレームワークが非常に役に立っているということでした。

それと、テキストが非常に充実しているので、考え方の原点に立ち返ることができるということでした。

中川
公開セミナーという特性上、戻ってきてから業務内で使っていただかないとなかなか活かせない部分もあるかと思いますが、実際に業務でも使っていただけているというお話はとてもありがたいです。

若宮
このようなマーケティングの本は、いいものがそうそうないので、そういう意味で、本人が見返しているようであれば、非常に有効だったのだなと思います。

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