われわれの規模の会社だと、グローバル人材は育ちにくいので、そこをどうしようかと思っています。
BtoBマーケティング基礎セミナーにご参加いただいたAさんを訪問しました。
日本能率協会の中川雅志がインタビューいたします。(以下敬称略、役職当時)
※事務局注:Aさんはご事情により社名・氏名は控えたいが、本セミナーが業務に大変役に立った事からインタビューに快くご協力くださいました。
将来において鍛えるべき部分とは?
中川
かしこまりました。
おっしゃる通り、セミナーの門戸が広がるような施策が打てれば、派遣責任者の皆様も派遣しやすくなりますね。
何かしら手が打てるようにいたします。
その他で、今、Aさんがお持ちの課題があればお聞かせいただけますか。
Aさん
どうしても、われわれの規模の会社だと、グローバル人材は育ちにくいので、そこをどうしようかと思っています。
中川
グローバル人材という言葉もいろいろな定義がありますが、Aさんが考えるグローバル人材とはどのようなメージでしょうか。
Aさん
海外の方の文化的な部分を理解しているということでしょうか。
ものの考え方や、風習や習慣などは駐在させるなどしないといけないとは思いますが、メールの書き方1つにしても、先に結論を言わないものだから、まず理解してもらえません。
物の考え方、ロジックの組み方といったらいいのでしょうか…やはり違うのですよね。
駐在させてしまえば早いのですが、まさか全員を駐在させるわけにはいきません。
韓国、フィリピンなどは何となく何とかなるのですが、中国やインド、インドネシアあたりに行くと、全く違う民族が相手になりますので、意思の疎通から怪しくなります。
まあ、これはセミナーだけでは本当の解決が難しい部分だと思います。
中川
英語ができるという軸ではなく、実際のコミュニケーションをとるときに相手のことを思いやれるかどうかという部分でしょうか。
話を聞くだけではなく、実際にコミュニケーションをとってみないとなかなかできるようにならない部分ですね。
本日はありがとうございました。