福田講師インタビューその6「事業業態を変えるビジネスモデルとは?」

日本能率協会で講師を務めておられる縄文コミュニケーション株式会社 代表取締役 福田博講師からお話を伺いました。
(以下敬称略、役職当時)

事業業態を変えるビジネスモデルとは?

中川
最近は、同じ商品でも製造の仕方や売り方などを変えて、成功しているところもあります。



福田
既存の商品、あるいは既存のサービスでも、ビジネスモデルという観点で新しく組み立て直すと、新しい市場が創り出されるということがあります。


例えば、オフィスグリコというのがありまして、全商品100円で販売しています。これは富山の置き薬方式ではなく、「路上の無人野菜売り場」のビジネスモデルです。要は、買ったらお金をちゃんと入れてくれるというのが基本なのですよ。このビジネスモデルは、おそらく日本だけでしか成り立たないビジネスモデルでしょうね。


グリコは、薄利多売で利益を出す仕組みを狙って、オフィス市場に目を付けました。そして社員が、小腹が減ったときには、直ぐに食べられるように、販売の場と消費の場を同じにしたのです。社員のリフレッシュにもつながるし、画期的なアイディアですよ。


もちろん軌道に乗るまでは、苦労したようですが、現在は、成長軌道に乗っています。
同社は、今後は、行政とタイアップして非常時の備蓄食料を補給する「災害ベンダー」として、次の成長モデルを目指しております。



中川
災害時に備えて、飲料や菓子を補給するという社会的使命を自社の成長モデルとしているのも、凄いですね。



福田
ビジネスモデルは、「ビジネスの設計図」と言っていいと思います。

経営ビジョンに基づいて、自社の経営資源を精査して、業務フロー全体で顧客の利便性を向上させ、ビジネスプロセス全体を合理化する。
そして高い収益性が期待できる一連の仕組みを組立てることで、競争優位を獲得できるのですね。



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