研究者、開発者が会社に貢献するために何をすべきか
本セミナーはこのような方々におすすめします
- 新事業開発・新商品開発が進まない。成果がなかなか出ない
- 強い技術をもっているが、技術の強みを活かした新事業・新商品開発は出来ていない
- 技術の知見を持った技術者はいるが、事業化への知見/実行スキルが不足している
- 新事業開発を進めるための基本的な考え方や進め方を学ばせた/学んだことが無い
本セミナー受講で学べること
- 技術を活かした新事業開発の進め方を理解する
- 発想起点となる有望技術の見出し方を理解する
- 単発的な商品アイディアに留まらず、ビジネスプランのまとめ方が分かるようになる
本セミナーの説明
上記のような皆様のお悩みを解消するには、
経営陣からの期待を理解し、自社の強みを理解し、市場が求めることを理解したうえで新事業開発を進める。
これが何よりも大切です。
ですが、これを自社で行うのはなかなか難しいものです。
研究者、開発者の方の業務はますます高度化しているので、周囲のことを意識しながら新しい価値ある技術を生み出すことが難しくなりつつあります。
一方、自社の強みであるコア技術だけを見ていては、ガラパゴス化による自社シェアの低下は免れない時代になっています。
ここがポイントです。
自社の強みを生かした新製品・新事業企画開発は「体系的」に基本を学ぶことができます。
研究者、開発者の方が周囲に目を向けながら開発業務に当たるには、その基本を体系的に学ぶことが不可欠です。
本セミナーは、マーケティング分野の入門コースとして、特に研究者、開発者の方々を対象として、自社の強みを生かした新事業・新商品企画開発の基本を「体系的」に解説いたします。
企業・団体で新製品・新規事業開発、サービス開発、事業立ち上げを実践している現役コンサルタントが講師を務め、その経験に基づいた研修をいたします。
研究者、開発者の方々は、急に新事業の事業計画、ビジネスプランを立てるように言われても、何から始めたらよいかが分からないのが実情です。
そのような方々に対して、まずはじめの一歩を踏み出していただくための考え方・進め方について学ぶ。
本セミナーが重視しているのはまさにその点です。
プログラム2日間 10:00~17:00
プログラム 1日目 10:00~17:00 ゴールを設定し、アイデアを発想する
オープニング.
新事業開発・新商品開発の進め方
新事業開発・新商品開発の魅力
担当者に期待すること、この2日間の約束事
~経営からの期待・事業化の条件を整理する~
①新事業開発・新商品開発活動への期待
②新事業開発・新商品開発の教訓
③活動のゴール
演習)活動のゴールを定める(個人)
~自社技術を分析し技術の魅力を理解する~
①強みとは
②自社技術の整理:自社技術の棚卸
③自社技術の魅力の理解:自社技術の評価
演習)技術の棚卸(個人)
~新製品・新事業を発想する~
①自社技術の用途開発
②社外有望技術起点の企画
③マーケット起点の企画
PEST、SWOT、ライフシーンプランニング
演習)技術の用途開発(グループ)
プログラム 2日目 10:00~17:00 アイデアを具体化し、構想にまとめる
~提供価値を具体化し、企画を検証する~
①顧客価値の見える化「仮想カタログ法」
②商品化に向けた開発課題の抽出
③市場や競合視点からの企画の検証
演習)仮想カタログの作成(グループ)
~事業・ビジネスとしての価値を検証する~
①個別商品ではなく、事業として捉え直す
②ビジネスモデルとは
③ビジネスモデル検討ステップ
演習)ケーススタディ(グループ)
~短期収益確保と中長期開発との両立~
①ビジネスの全体像を俯瞰する
②価値機能の構造化
③事業展開のシナリオの描き方
演習)ビジネス俯瞰図~
事業展開シナリオの作成(グループ)
クロージング.
新事業開発・新商品開発の成功の鍵
2日間とおしての振り返り
※内容は、変更される場合があります。また、進行の都合により時間割が変わる場合がございます。
あらかじめご了承ください。
講師
高橋 儀光(たかはしのりみつ)
㈱日本能率協会コンサルティング
技術戦略センター チーフ・コンサルタント
新事業開発を専門とし、エレクトロニクス・半導体・情報通信・素材・製薬・食品まで、
幅広い業種において実績をもつ。
<著書・論文>
第65回 全国能率大会論文「異分野からの技術的発想の導入による新価値創造マネジメント」 経済産業大臣賞受賞(2014年3月)
日経SYTSEMS「技術者も必見! ビジネス立ち上げの成功法則」(2016年3月・株式会社 日経BP) など
山中 淳一(やまなかじゅんいち)
㈱日本能率協会コンサルティング
技術戦略センター チーフ・コンサルタント
技術の棚卸を起点とした、技術の用途探索や新商品・事業開発を支援している。
近年は、ビジネスモデル構築などの研究をおこなっている。
<著書>
「研究所マネジメント最前線シリーズ31イノベーション創出に必要なことは何か~イノベーションの芽を組織的に育む工夫~」(COSME TECH JAPAN Vol.4 No.3 2014 株式会社じほう) など
小田原 英輝(おだわらひでき)
㈱日本能率協会コンサルティング
技術戦略センター チーフ・コンサルタント
専門領域は、技術を核にした新事業・新製品企画及び、研究開発マネジメント。
近年は、オープンイノベーションによる新規事業企画に注力している。
<著書>
「研究所マネジメント最前線シリーズ30新商品・新事業創出に向けた技術探索~イノベーションの芽をすばやく捉える~」(COSME TECH JAPAN Vol.4 No.2 2014 株式会社じほう)
対象
- 研究部門、技術開発部門で、はじめて新商品・新事業の企画担当になった方々
- 研究者、開発者、生産技術者で事業企画の知識、スキルを身につけたい方々
- 他部門から新たに企画関連部門に配属予定の方々
- ビジネス知識として、新事業の基礎を知っておきたい方々