高橋講師インタビューその4「課題は増えるが、人材は限られている」

日本能率協会で講師を務めておられる株式会社MOMO 代表取締役 高橋澄子講師からお話を伺いました。
(以下敬称略、役職当時)

課題は増えるが、人材は限られている

Q.
では、マーケティング部門が組織として抱えている課題は?

(高橋)
「優秀なマーケターが部下を育成する余裕がなくなっている」ということを感じます。
上司の方にお会いすると、知識も技術も優れた腕利きのマーケター方である場合が多いのですが、
部下の方はキャリアが浅いので必要な知識が不足している場合が多く大変そうです。

人口減少や成熟化で国内市場の成長が期待できないため、多くの企業が海外展開に力を入れています。

おそらく上司の方はプレーイングマネジャーとして、主戦場である海外市場 に注力しているため、
国内を担当する部下の育成にまで手がまわらないのではないかと思います。残された部下の方は必死で
なんとか業務をおこなっている。

「初めて担当する商品カテゴリーなんです。」という開発者やマーケターも多いです。
上司は教えてあげたいのだけれども、事細かに教える余裕がない。
皆さん大変ご苦労されていると感じます。

Q.
そのような新人・若手マーケターへのアドバイスはありますか?

(高橋)
経験がまだ浅い方は、一度自社商品のマーケティングを離れて、一般的なマーケティングや新商品開発の
流れを、まず勉強されると良いかなと思います。
私が担当させていただいているセミナーで言えば「はじめてのマーケティング実務基礎セミナー」ですね。

一口にマーケティングと言っても、業界ごと会社ごとに過去から積み上げて来た特有の進め方や
力の入れどころがあって、自社商品からマーケティング学ぶということは、
少し偏ったマーケティングの理解であったりします。

セミナーの内容は、自社に当てはまらないところがあるかもしれませんが、 その差異を
認識することが役立つと思います。

その差を知ることでマーケティング全体の視野を得ることができます。
悩んだときの解決の方向性が広がると思うんですね。

公開セミナーでは、様々な業界の他社企業の方々と演習をおこないますので、他の参加者や他の企業の
「発想」や「モノの見方」を知ることができるのもメリットだと思います。

自分の会社のマーケティングを客観的に見ることができる。
思考のブレイクスルーになるかもしれません。

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