福田講師インタビューその7「個客起点でコミュニケーションの最適化を図る」

日本能率協会で講師を務めておられる縄文コミュニケーション株式会社 代表取締役 福田博講師からお話を伺いました。
(以下敬称略、役職当時)

個客起点でコミュニケーションの最適化を図る

中川
おっしゃるように、ターゲットに共感されるコンテンツを最適なメディアに乗せて、最大効率を出そうということが、理想だと思いますが、難しいところがあります。



福田
メディアには、それぞれの特徴が有り、またそれぞれの視聴者や読者がついております。


マス広告は、短期間に多くの人の認知を獲得するメディアとして優れています。販促は、広告で興味を持ったお客の購入を促進します。いわゆる刈り取りメディアとして効果があります。


そしてPRは、媒体コストがかからず、媒体の記事としての信用レバレッジが効いているので、効果が大きいですね。但し、ニュースバリューがないと、記事化してもらえませんので、その開発は必要です。


そしてソーシャルメディアは、興味や関心、そして人間関係で伝えられ、拡散するメディアなので、広告との相乗効果が期待できますし、その威力は、凄いですよ。



そして重要なのは、これらのメディアを縦割り、サイロ的に考えるのではなくて、メディアニュートラルで考え、それぞれの特長を活かして、計画的に相乗効果を創り出すことが重要です。

例えば、新しい商品の場合、いきなりマス広告を行なうのではなく、自社サイトやSNSで基本情報を発信し、PRでブランドニュースを伝え、認知の下地を作ります。
その後に、マス広告や販促を行なう方が、効果的なコミュニケーションになります。


また予算が少ないので、広告は一切行なわず、WebサイトとSNSだけを使って効果的なコミュニケーションを行なっているB2BやB2Cの企業も多くあります。ですので、目的や予算に応じて、お客さんを起点に、確実なところからコミュニケーションを組立てるべきです



中川
このセミナーでは、いろいろな事例を通してコミュニケーションを学べるとのことですが。



福田
このセミナーは、コミュニケーションに関して、できるだけ多くの事例を紹介しますので、コミュニケーション計画を作成するときの参考にしてもらいたいと思います。


要は、効果的なブランド・コミュニケーション計画を作成するために、多くの引き出しを持ってもらおうと思っています。


そして、現場でいろいろな問題が出てきたときに、この事例が使えるのではないかというやり方をしてもらえればいいと思います。



中川
まず事例を知らないと、そういった提案もできないわけですから、ご自身の武器を多く持っていただけるセミナーということですね。

では、最後にこのインタビューをお読みいただいている方にメッセージをお願いします。



福田
今、コミュニケーションの世界は、テクノロジーの進化とともに、生活者の情報スタイルもメディア状況も大きく変わってきています。


企業のコミュニケーション担当者にとっては、ある意味、腕が振るえる環境になっていると思います。昔は、費用をかけて、100万人を一度に対象とするマス発想でしたが、今は、ファン顧客100人としっかりコミュニケーションし、その方達からの口コミの広がりを期待することができます。

要は、100×100×100で、100万人という発想です。このセミナーは、そういったポイントを勉強するのにおすすめのセミナーです。



中川
どうもありがとうございました。



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