本セミナーはこのような方々におすすめします
- 提案や企画をする時のベースとなる手順や考え方を知りたい
- 説得力のあるプレゼン資料が作れないため、ストーリー作りから学びたい
- 人前で緊張してしまい、うまくプレゼンテーションができない
- 相手に伝わるようにシンプルで分かりやすい説明ができるようになりたい
マーケティング発想とは?
技術やノウハウを活かして開発した商品やサービスの販売促進に力を入れる発想がプロモーション発想。これに対して、顧客の課題や生活者のニーズなどに着目し、ニーズを満足させ、課題を解決する商品やサービスを開発して市場を創造する発想がマーケティング発想です。
本セミナー受講で学べること
- 「マーケティング発想による企画力」から「心を捉えるプレゼンテーション力」 までを総合的に身に付けることをねらいとします。
- 課題を発見する力と、その課題を解決するアイデアを創出する能力を身につけます。
- 社内外における、対人コミュニケーション能力を向上させます。
- 【VTR撮影によるクリニックあり】 研修の最初と最後のVTR撮影を通じて自身のスキルアップを実感いただけます。
<本セミナーで学んでいただくポイント>
プログラム2日間
1日目 10:00~17:00
企画の源泉となる情報収集力を高める。
マーケティング発想による企画のフレームを理解する。
【1】オリエンテーション
【2】自己PRとクリニック VTR撮影
プレゼンテーション能力を客観的に把握する。
●基本スキル: 発声や視線、ジェスチャーなどのスキルアップ方法の把握
【3】情報収集力:目的意識を持った情報のインプット
●市場環境: 時代の潮流の把握
●傾聴力: 潜在的なニーズや本音の把握
●ベスト・プラクティス: 他の業種・業界を含む成功事例の把握
【4】MTPCマーケティング戦略:合意を形成するための企画プロセスの整理 演習
ベスト・プラクティスをMTPCマーケティング戦略シートに整理する。
●Market(M):市場における課題(“あるべき姿”と現状とのギャップの解消)
●Target(T):課題を解決するために着目すべき対象者のニーズ
●Positioning(P):商品やサービスの特徴や位置づけ、魅力、USPなど
●Concept(C):商品やサービスに対して顧客や対象者が感じるベネフィット(意味や価値)
- 自分のプレゼンテーションのスキルを客観的に把握する。
- プレゼンテーションのスキルを改善するためのトレーニング方法を習得する。
- 未来から突き付けられる提案先(顧客、社内外の関係者など)の課題を発見し、その課題を解決する方法を提案する。
- マーケティング発想について理解し、生活者の潜在的なニーズを把握するための手法を習得する。
2日目 9:30~17:00
発想力・表現力・仮説検証力を習得する。
理性と感性に訴え、共感を獲得するスキルを習得する。
【5】企画プロセスを支える力 演習
●発想力(新規性):ブレインストーミングによるチームワークによる発想法の習得
●表現力(明快性):ポジショニング・マップによる思いの“見える化”と合意形成法の習得
●仮説検証力(具体性):実現を可能にする段取力を表現する手法の習得
【6】プレゼンテーション 演習
●論理構成: 提案内容や提案先に合わせるための様々な論理構成法の把握
【7】タイムトラベル訓練法 演習
1日目に作成したベスト・プラクティスの企画を持って過去へタイムトラベルし、上司や顧客、投資家などにプレゼンテーションをする。
【8】企画プレゼンテーションとクリニック VTR撮影
新しい企画をMTPCマーケティング戦略シートにまとめ、プレゼンテーションして、セミナーの成果を確認する。
【9】説得力と総括
- ブレインストーミングの醍醐味を体感して発想力を高め、その発想から生まれた企画の実現性について“見える化”する手法を習得する。
- さまざまな提案先や提案内容に合わせて、論理構成を自由に選択できるようになる。
- 提案先の理性と感性に訴え、説得力を高める手法を習得する。
※内容は、変更される場合があります。また、進行の都合により時間割が変わる場合がございます。
あらかじめご了承ください。
講師
宮地 克昌
一般社団法人日本能率協会 専任講師
(元 福山大学 客員教授)
1980年早稲田大学理工学部建築学科卒。1980年から1988年まで、株式会社乃村工藝社勤務。1988年から2003年まで、株式会社博報堂勤務。現在、一般社団法人日本能率協会 専任講師(ビジネス基礎研修(新人)/中堅社員能力強化研修/SWOTクロス分析(WS)/展示会出展力強化その他担当)/跡見学園大学非常勤講師(イベント論)/東京観光専門学校非常勤講師。
【著書】
「ふるさとを元気にする『集人力』-観光・交流によるまちづくり」「イベント・マネジメント」「日中英イベント用語事典」「イベント学のすすめ」「現代の観光事業」 など
対象
- 新商品開発、新規事業、業務改善などの企画を立案し、社内や社外でプレゼンテーションする役割の方々
- 「アイデアをうまく表現できない」「論理的に説明できない」「相手の感性に訴えることができない」などの課題を克服したい方々
- 営業職等へ異動され、セールス・プレゼンテーションのスキルを向上させたい方々
受講者の声
- 実務に役立つ内容だった。企画のためのフレームワークなどを分かっていたつもりだったが、使いこなせていないことを再認識した
- 自分のプレゼンテーションをビデオで振り返ることで、どこを直せば良いか気づくことができた